整頓の様子や片付けの内容を写真で紹介
CONSTRUCTED
片付けの作業を経て、実際にどのような変化があるのか、ビフォーアフターがわかるような写真も掲載してまいります。家庭の雰囲気や自身の悩みに似た事例をご覧いただくと、セッションを受けていただいた際のイメージも湧きやすくなります。事例ごとに活用した収納アイテムや、家の構造上の課題をどのようなアイデアで解消したのかについても、写真で詳しく紹介いたします。
整理収納アドバイザーが提案する動線を考えたお部屋作り
ストレスなくきれいなお部屋を保つコツ
ご依頼は9ヶ月のお子様をとても大切に育てていらっしゃるご夫婦です。育児休暇をまもなく終え職場復帰を控えている奥様が子育てとお仕事が少しでもスムーズにようお手伝いするのが目的です。
まず寝室の2つのクローゼットですが衣類と生活雑貨、ストック類が混在していました。この2つのクローゼットは全て衣類をまとめ収納と決めました。
奥側はキャリーケースは空でしまうのはもったいないのでお子様のサイズアウトしたお洋服をサイズ別に収納。
2段のクローゼット上段は丈の短いアウター、カーディガン、シャツをご主人は左、奥様は右で分けてかけました。色別でかけることによって洗濯後元の場所に戻しやすくなります。その他Tシャツや下着、靴下など種類別に引き出しに納めました。
整理収納アドバイザーが作る取り出しやすいパントリー
一目見てストックがわかる棚づくり
奥行きが短く比較的取り出しやすい棚ですが、細かく分かれているのを活かしてグループ毎に定位置を決めて、一目見てどこに何があるかわかるようにします。ストックを把握できると買い過ぎ防止や賞味期限切れを防げます。
基本、軽いものは上段に重たいものは下段に。賞味期限の短いものを手前に。
【左側扉】
❶細かい袋物は透明のボックスに入れて上段へ
❷箱を一つおくことで引き出せることもでき、さらにグループ分けできます。
❸小さい瓶の調味料は集めて
❹大きめの袋、立てて収納。
❺箱を設置するとその上にもスペースができます。
❻コーヒーなどの飲み物の袋物など
❼調味料の袋物
❽重たい大きい調味料は一番下の段へ
キッチン 食器棚の整理
収納は80%に納め 20%の余裕(空間)を持たせる
食器棚は毎日開くところなので、使いやすいと時短にもなりますし、整理されていた方が気分がいいですよね。まずは全部の食器を出します。欠けている食器、古い食器はこの機会に処分して、来客用の素敵なモノも飾っておかないで普段に使うことにしました。(食器は使って初めて活かされます!)そして順番に納めていきます。
奥の食器は前のモノをどかさないと取り出せないので、つい使わなくなりますよね。3割近くの食器を処分することで隙間ができ取り出すやすくなりました。奥に置かないよう配置しました。
一番使いやすいのは、目の高さの3番ですが、ご依頼者様は背が低いので4番がゴールデンゾーンです。
私がいつも食器棚収納で皆さんにおすすめしているのがトレイに載せるです。4番の左のトレイにはご飯茶碗、お椀など毎日使うモノをまとめています。トレイに載せるメリットは奥のモノが少し引き出せば取り出しやすいということです。100均などにも色々なサイズがあるもので棚にあったモノを探してみてください。
1番は踏み台をしないと届かないのでお客様用の稼働率の少ない食器類を。2番にも普段使わない大皿などを。5番目も奥のモノがなくなり全てワンアクションで取れるようになりました。
食器を取り出す時にすっと手が入るように余裕を持たせましょう。ぎゅうぎゅうに詰められていた棚がスッキリしました。
整理収納アドバイザーが作るクローゼットがないお家の衣装収納
小学生の娘さんが1人で支度できる仕組み作り
衣類が溢れてしまい収集つかなくなった小一の娘さんがいる3人暮らしのご家族からの依頼です。
クローゼットやタンスがなく洋服の管理ができないとのことでしたが家具を揃えるまで生活しやすくする方法をご一緒に考えました。
リビングの引き出しが活かされていなかったのでクリアボックスと併用してご家族別に納めることにしました。ポールはハンガーの色で夏物冬物を分けて奥からご主人、奥様、娘さんに。
娘さんが学校に着ていくものは手の届く引出しに。ポール下の空いたスペースに娘さんが取り出しやすく自分でも収納しやすいよう、ぽいぽいボックスを作りました。これで学校の支度も1人で大丈夫。
スッキリしたお部屋になりご家族皆様に喜んでいただけました。